令和元年5月掲載
当企業団では、平成24年度に地域水道ビジョンを策定し、これに基づいた各種施策の推進や経営の効率化を図ることなどにより、健全な事業運営に努めてまいりました。
しかしこの間、人口動態や水需要は減少傾向に突入し、拡張期に整備した施設の老朽化が進行するなど、拡張を前提とした施策から維持管理・更新の施策へ転換する必要性に迫られており、水道事業を取り巻く環境は大きく変化してきております。
こうした状況に対応していくために、地域水道ビジョンの見直し時期にあわせて、長期的な視点による理想の将来像を実現するための方向性や取組等を盛り込んだ「経営戦略プラン」を策定いたしました。
今後は本計画に基づき、最適で災害に強い施設整備と持続可能な経営基盤の確立に重点的に取り組むことで、安全・安心な水道水を安定して供給し、より健全な水道事業を次世代に引き継いでいくことを目指します。